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スタッフ対談


参加メンバー

理事長/医師 水谷
法人運営本部 企画部長/薬剤師 加納
看護師 稲葉
地域医療連携室 室長/介護支援専門員/介護福祉士 山下
事務 宮崎

 

 医師・看護師をはじめとする多職種が連携し、
 地域の訪問診療に貢献

水:本日はみなさんに当クリニックの特長や実際に働くスタッフとしての感想・思いなどを語っていただこうと思います。その上で、さらなるスタッフの拡充を目指し、当クリニックの事業を広くアピールをしていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

加:数年後に超高齢化社会(65歳以上の人口割合が総人口の21%超を占める社会)を迎える日本において、今後ますます需要が高まっていくのが、訪問診療の分野です。私はこれまでも薬剤師として長く在宅医療に関与してきたのですが、この先の状況を踏まえると、当クリニックの医療サポート事業というのは地域医療にとってますます重要な使命を持つものと考えていますね。
山:そうですよね。訪問診療を受けられる方のほとんどは、高齢者だったり寝たきりの方。住み慣れた地域やご自宅で、安心して療養生活を過ごしていただくための支えとして、私たちの仕事はとても意味のあるものだと自負しています。私もこれまで長きにわたって介護福祉士やケアマネージャーの立場から介護の世界に関わってきましたので、加納さんがおっしゃることにとても共感できますね。

宮:地域の多職種が連携して、患者様やそのご家族のサポートをしていくお仕事ですよね。

水:医師、看護師、薬剤師、介護福祉士など、当クリニックにはさまざまな専門職が在籍し、チームとして地域の訪問診療に携わっています。

稲:そう言えば、宮崎さんの前職ってアロマテラピーのお仕事ですよね?

宮:はい。アロマを通じてさまざまなお客様と接していく中で、お客様一人ひとりの生活だったり癒しについてより深く感じることができました。転職した理由のひとつは、認知症の症状改善にアロマ療法を取り入れているという話を聞いたからですね。


稲:近年では認知症のご家族を持つ方への訪問診療も増えていますからね。私は看護師として4年ほど前に当クリニックに入職しました。医師をはじめ、さまざまな職種の方と密に連携をとりながら、患者様の看護にじっくり関われるという点にやりがいを感じたんです。

水:私たちの仕事はさまざまな職種、そして、地域の病院や施設などとの連携で成り立っていますからね。

加:訪問診療は、時に患者様の最期の瞬間まで寄り添っていきますので、治療すれば完結する、薬を飲めば完結する…というスポット的な医療とは異なります。稲葉さんはこれまで総合病院や他のクリニックでも勤務経験があるそうですが、当クリニックと比べて働き方の違いなどは感じていますか?

稲:一番の違いは「医師と一緒に行動できる」ことですね。私自身、もともと訪問看護にすごく興味があったのですが、専門的な知識や経験がなかったので、なかなかその一歩を踏み出せなかったんです。でも、当クリニックのように医師と一緒に行動することで、余計な重圧を感じることなく、訪問看護のスキルを磨けると考えました。何より当クリニックの先生方は良い方ばかりなので、そこはすごく助かっていますね。

加:薬剤師の立場から見ても、当クリニックの医師はみなさん相談しやすいですよね。

宮:私たちのような事務系のスタッフに対しても、しっかりチームの一員として見てくれているように感じます。定期的にミーティングに参加させていただき、そこでチーム全体としての意見交換や情報共有ができているので、すごく働きやすいですし、「事務の私でも貢献できている!」という気持ちにさせてくれるんです。

山:先ほど話が出た通り、多職種の連携の上で成り立っている仕事なので、コミュニケーションの充実というのはなくてはならない要素ですからね。

水:そうですね。経験値や専門性ももちろん大事ですが、当クリニックでは何より「人柄」の部分を一番重視しています。

稲:スタッフ間でギスギスしているようでは、患者様に寄り添う余裕なんて出てきませんからね。

宮:あと、個人的には「地域愛」みたいなものも大切にしています。患者様やご家族が「ここで療養したい」と切望しているわけですから、私たちもつねにその地域に愛情を持って接していかなきゃなって。

加:確かに。私たち一人ひとりが地域に愛情を持ち、深く根を張って、地域のためにできることをすることで「サニーさんがあるから安心して療養できる」というお言葉が増えていくと思いますね。
 「患者様ファースト」はそのままに、
 さらなるクオリティの向上を

山:そう考えると改めて、当クリニックのスタッフは「患者様ファースト」「地域ファースト」という意識がしっかり浸透している気がします。法律やルールに則った上ではありますが、必要であれば既成概念にとらわれることなく、フレキシブルかつスピーデイに対応していく姿勢を打ち出していますよね。

宮:「患者様のためなら」という意識が本当に強いですよね。

水:当クリニックの特長のひとつかもしれませんね。「患者様ファースト」「地域ファースト」といった私たちのコンセプトをしっかり地域に伝えていくことで、より「サニーは信頼できる」という高い評価をいただけるのだと思います。もちろんこれからも、そのクオリティを上げ続けていかなければいけないのですが。

加:クオリティが上がれば、必然的に、評価や信頼、満足度が上がっていきますからね。ひとつひとつの業務の確実性やクオリティの向上とともに、データやデジタル技術を活用したDX化なども積極的に取り入れて、時代や地域が求めるサービスに貢献できたらと思います。

山:クオリティの向上のためには、教育の部分も必要ですよね。業務のマニュアル化や新人教育のシステム化については、もう少し改善の余地があると感じています。

水:マニュアルづくりはまさに進めているところなのですが、それを「いかにわかりやすく落とし込めるか?」という部分がなかなか難しくて…。

稲:いきなり何百ページもの分厚いマニュアルを渡されても困っちゃいますからね(苦笑)。できるだけシンプルに、仕事をしながらでも自然と吸収していけるような内容が理想だと思います。業界未経験の人や若手の医師、看護師でも不安なくステップアップしていけるようなイメージです。

水:訪問診療ならではのルールや規則というものもあるので、そういった基本的かつ必要不可欠な部分は時間をかけてでも覚えていかなければいけないんですけどね。

山:でも、宮崎さんは入職してまだ4ヶ月ですよね? その割にはいろいろ知っているし、業務もそつなくこなせていますよね。

加:ベテランの雰囲気さえ感じます(笑)。

宮:ありがとうございます。みなさんやさしい方ばかりで、聞けば何でも丁寧に教えてくださるので、順調に覚えることができました。

加:とは言え、特に医師や看護師など、直接、患者様の医療に関わる方には、ある程度の勉強が必要ですよね。

水:そうなんです。そのためのオリエンテーション資料なども用意しているのですが、どうしても膨大な量になってしまって…(苦笑)。でも、これをしっかりお伝えしないと、現場でのトラブルにつながってしまいますので。

山:悪気なくやってしまった行為が、実はルール違反だったり、認められていない手技だったりしますからね。
 新たなスタッフとともに、
 地域医療と在宅医療の発展を目指す
水:新しいスタッフを募集するにあたり、どんな人だったら当クリニックで活躍できると思いますか?

加:繰り返しになりますが、訪問診療は外部の他職種の人たちと関わる機会が多いので、「相手を思いやる気持ち」というのは絶対だと思います。患者様やご家族に対してももちろんですし。

山:私が希望するのもコミュニケーションが取れて、性格の良い人です。あと、介護の現場で経験を積んだ方も活躍できると思いますね。

宮:事務系の仕事でも人とのコミュニケーションがすごく大事になるので、「思いやる気持ち」はその通りですね。つねに相手の立場に立って、寄り添う気持ちのある人が良いと思います。

加:そういう人材が集まれば、職場自体の雰囲気も明るくなりますからね。

宮:転職を考える際、真っ先に「人間関係でギスギスするのは絶対にイヤ」と思っていました(笑)。その点、当クリニックは風通しが良くて、すごく働きやすい環境だなって思っています。

水:せっかくの機会なので、何か不満などあれば言ってくださいね。加納さんはありそうじゃない?(笑)

加:それが全くないんですよ。忖度じゃないですよ(笑)。

水:なら良かったです(笑)。話を戻して、稲葉さんはどうですか? どんな看護師に入職してほしいとお考えですか?

稲:看護師で言うと、ある程度の経験は必要かなと思います。最低でも総合病院などで3年以上の実務経験は欲しいですね。訪問診療での看護は特別なことは行いませんが、一定以上の知識・スキルは求められますので。

宮:看護師の場合は、転職だったり、復職を考えていらっしゃる方が多いと聞きます。稲葉さんのように「訪問看護に興味がある」とか「働きやすい環境で仕事をしたい」という人にはぴったりではないでしょうか。

稲:あと、医師に関して言えば、とにかく「やさしい先生」を希望します(笑)。

水:医師の場合は、前述したように「人柄」を重視した採用を第一に考えています。専門科目や実績ももちろん大切ですが、訪問診療は総合内科的なスキルが求められますので、その点をご納得いただいた上で、私たちと一緒に地域の医療サポートに貢献していただけるような先生が来てくださるとありがたいですね。

加:現在、当クリニックには約20名の医師(非常勤を含む)が在籍していますよね。

水:SNSやアプリを活用して、医師間のコンサルトが円滑にできるような体制を構築し、患者様の診療にあたっています。当クリニックの標榜科目としては、内科・皮膚科・精神科の3つなのですが、それ以外の専門医の先生方ともつねに連携し、何かあった時はすぐに内部でコンサルトができるという点がアピールポイントです。

宮:そういったスムーズな連携を通して、患者様やご家族にとっての最適かつ迅速なサポートができるようになっているんですね。

山:ぜひ多くの方に私たちの仕事について知っていただき、地域医療や在宅医療の発展を一緒に叶えていけたら良いですね。

水:そうですね。これからも地域の皆様のお役に立てるよう、そして、地域の医療施設や介護施設から信頼される受け皿になれるよう、みんなで成長していきましょう! そして、医師・看護師をはじめとする新たなスタッフとともに、よりクオリティの高い訪問診療を実現していきましょう!